まずは貯蓄をはじめましょう

厳しかった就職戦線も終わり、あなたも晴れて一人前の社会人。気分も一新、旅行に行ったり、デートをしたり、あれも、これも、と夢はふくらむばかり。でも油断は大敵です。初任給に期待しすぎると厳しい現実が待っているかもしれません。夢を実現させるためには、いまから貯蓄を始めるのがいちばん。有利な運用法を知っている人には、きっと大きなステップアップへの道が開けていくはずです。

初年度の心づもりとして、貯蓄額は30万円程度を目標にされてはいかがでしょう。
月々1万円、残りをボーナスで補えば、そう無理な金額ではないはず。ある程度のベースができれば、運用効率もぐんとアップしますよ。

財形貯蓄でムリなく着実に

勤務先を通じて、給料やボーナスから天引きして積み立てる貯蓄です。
正式には「勤労者財産形成貯蓄制度」といい、勤労者財産形成促進法に基づく制度で、非課税の恩典など勤労者だけに認められた貯蓄です。

  • 550万円まで非課税枠が活かせます。
  • 給料天引きだから、確実に貯まります。
  • 住宅資金の公的融資が受けられます。