購入を決めたら、さらに詰めを

  • 売買条件の確認
    対象物件を確認し、支払い条件などもよく話し合いましょう。重要事項説明書の提示などの取引・契約方法は新築住宅の場合と同じです。
  • 同居人、間借人がいるとき
    契約のときに、住宅の引渡し前に立ち退くことの同意書をとっておきます。
  • 価格にはどこまで含まれるか
    台所・浴室の設備、電話などのほか、ガレージや庭木、庭石まで、物の大小を問わず、価格の中に含まれているものを確かめましょう。目録にするという方法もあります。
  • 必要な設備や備品があったら
    家具やじゅうたんなど、価格の中に含まれていないもので、そのまま譲り受けたいものがあったら、業者を通して売主と交渉してみましょう。
  • 冷暖房設備や電気器具は
    冷暖房設備などの高額商品は、クレジットで購入している場合があります。これらが価格の中に含まれているときは、残金の支払いをどうするかを決めておきましょう。製品保証書を受け取っておくことも忘れずに。
  • 修繕の必要なところは
    物件は現状のまま引き渡されるのが普通ですが、修繕してから渡してもらえるか、費用の負担はどうするかを決めておきましょう。
  • 取引中の損害は
    契約から引渡しまでの間に火災などが起きた場合の損害負担も決めておきましょう。一般的には、残金を支払って所有権の移転明け渡しが完了した日を境にして責任を分担します。
  • 固定資産税などの分担は
    固定資産税や都市計画税の分担、電気、ガス、水道などの使用料や火災保険料の精算も明確にしておきましょう。所有権移転の日以降の分は買主が負担するのが普通です。

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