(1)
三菱UFJ信託銀行が譲渡損益などを計算した「特定口座年間取引報告書※1」を作成します。
「特定口座年間取引報告書」を利用することで、確定申告が簡単になります。

※1:特定口座での取引(譲渡・配当等の受入)が発生しなかった場合、「特定口座年間取引報告書」はお客さま宛てに送付いたしません。

(2)
「源泉徴収ありの特定口座」を選択されますと、お取引の都度、三菱UFJ信託銀行が
税額を計算し、納税手続きをしますので、原則として確定申告は不要となります。

源泉徴収制度のしくみ

(取引の都度、利益が出れば所得税※2と住民税が源泉徴収され、損失であれば既に徴収した税額の範囲内で還付されます。)

特定口座内の取引 <利益の場合> 源泉徴収 <損失の場合> 超過徴収となった額を還付 三菱UFJ信託銀行 納税 税務署

「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の譲渡益課税の比較※3

確定申告 税金 税制上のメリット 源泉徴収あり 不要 売却の都度、税金が徴収される。 特定口座内の譲渡所得は所得税・住民税とも合計所得金額に算入不要のため、配偶者控除や扶養控除などの判定に影響を与えない。(確定申告をする場合は影響あり) 源泉徴収なし 必要 年内は税金が徴収されないため、その分を次の投資にまわすこともできる。 給与所得者(給与収入が2000万円以下の場合)で給与所得以外の所得が年間20万以下の場合には、確定申告が免除される。(源泉徴収ありの場合はこのメリットが活かせない。)

※2:復興特別所得税を含みます。

※3:他にもさまざまな税制上のメリットが考えられます。税制上のアドバイスについては、税理士等の専門家にご相談ください。

(3)
他の金融機関の譲渡損益等との損益通算(利益と損失の相殺)が簡単に行えます。
三菱UFJ信託銀行の特定口座 特定口座内で損益通算 公共債、公募投資信託 譲渡損益・償還損益・配当金・投資一任運用に係る報酬等 損益通算 特定口座年間取引報告書を使用し、簡易な確定申告 他の金融機関の特定口座 株式 譲渡損益・配当金等 公共債、公募投資信託 譲渡損益、償還損益、配当金等
(4)
特定口座(源泉徴収あり)内では、公共債、公募投資信託の売却損(譲渡損)、配当金と投資一任運用に係る報酬等との損益通算が自動的に行われます。